『それ…で…?』


桐也にきかれて、



『穂乃嘉には俺が話した事、言うなよ。自分から話す時があるかも知んないから。』


俺は言ったあとに、


『穂乃嘉さ…泣きまくって……今にも潰れそうだった…。桐也のお母さんと話して、皆に励まされて、でも一生懸命。一人で、たたかってた。桐也に目覚まして貰わなきゃって。桐也があたしを嫌いでも良い…って。だから、嫌いなら嫌いって言って。って。桐也が急変した時だって、泣き崩れてた……。』




そん時の事を思い出しながら話した。