あたしはベッドの方へと歩いた。 『桐…也?どこ?』 一輪のひまわりが床に落ちた。 「桐也だけど、電話番号わかんなかったから夏津紀にきいた(笑)」 「今日もまた来てくれんの?笑」 「わかった!早めに来いよ…寂しいし……〃〃」 桐也が言った一言ひとことが頭に浮かんだ。 電話の桐也はメッチャ元気だった。 だから…どっか、いっちゃうわけない。 あ!また夢なんだ! きっと夢……。