『穂乃嘉。』


桐也があたしを呼ぶと、





『俺らがいんの忘れんなよ↑』


夏津紀がヤキモチを妬いたように言った。





桐也が戻ってきて、


しかも隣にいて、


夏津紀と桐也が仲良くなって…



あたしは泣いてた自分が嘘みたいに笑ってる。




真緒美も恵里佳も驚くだろうなぁー…(笑)



ここから続く
あたしたちの新しい道。



今までが暗かったから、
ここからは明るくなるような
そんな気がする。





あたしたちは、この日。

夜中までずっとお祝いモードだった。