しかも事故に会った人が知らない人だって思ったから、そん時はその話はきかなかった事にしようってことになったんだ。』


あたしがそこまで話すと、



『それが俺だったってやつね。でも、きかなかった事にしたなら、何でわかったの?』


桐也は首を傾げた。



『真緒美って覚えてる?その真緒美と山岡がたまたま、その話したみたいで…それで知ったの↑さっき「友達ん家に泊まる予定だった」って言ったでしょ?それねー、真緒美ん家だったんだぁ(笑)』