あたしは、お風呂に入ったあと、すぐに病院へと向かった。
病室をノックすると、
『はい!』
桐也の元気な声がきこえた。
『遅くなっちゃってごめん(汗)あれ?お母さんと夏津紀たちは?』
あたしが部屋に入ってきくと、
『そろそろ来る頃だと思って、一回帰ってもらった。』
桐也が言った。
『良いの?』
あたしが首を傾げると、
『話があるって言っただろ!』
真剣な顔で言われて、それ以上言い返せなくなり、あたしは桐也の近くにあるイスにヒョコンっと座った。
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