『桐也?覚えてる?あたしと桐也が久しぶりに再会した時……あの時、もし桐也がアドレスきかなかったとしても、多分。あたしがきいてたと思う。』
そう言って微笑みかけた。
『あたしは嬉しかったから。桐也と再会出来て、前みたいに普通に話せて…。ねぇ…桐也はあの時………。』
そこまで言って、声をつまらせた。
あの時のあたしは…桐也に再会して、大切なモノが自分の手元に戻ってきた子供のように、安心できてたんだ……。
そんな風に感じた。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…