『気にしないで、普通に桐也で話進めて↑そうしなきゃ話にくいでしょう。』


桐也のお母さんは言った。



『あたしと桐也は、中1で出会ったんです。クラスが一緒で(笑)あたしにとっては、一番言いたいことが言える。そんな存在が桐也だったんです。』


あたしが言うと、



『中1か。それで、それで。』


桐也のお母さんは早く先がききたい!というように、のり出してきいていた。



『それで、あたしは途中から少しだけ非行に走ってて…。』