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俺が毛布を届けに行くと、親父が言ったように、寒そうにしている穂乃嘉の姿があった。


俺は、穂乃嘉に毛布をかけた。





よく考えてみると、穂乃嘉も俺も夕方からバタバタとしていて、夕飯も食べていなかった。




『おにぎりでも買ってくるから、穂乃嘉はここにいな。』


穂乃嘉に言って、歩き出すと、



『ねぇ……夏津紀?』


穂乃嘉に呼び止められ、



『ん?どした?』