『あぁ……あの時は大変だった。携帯を買ってもらうのに、あんな頼むことになるとは思ってなかったからな(笑)まぁ、俺が親父でも、さすがに「今、付き合ってる穂乃嘉と、せめて友達でいたいから携帯がほしい。別れたとしてもずっと好きだから…」なんて言われたら、断りたくもなるけどな。』
俺が言うと、
『あぁ(笑)夏津紀もバカだよな…。ずっと好きかどうかなんてわかんないのに。俺に似てるよ……。今でも好きなんだろ?だから必死になって、俺がいる嫌いな病院にも来て、頼んでる。』
親父は静かに言った。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…