俺は院長室に案内され、院長室へと入った。





『夏津紀。急にどうした?あんなに病院に来るのを拒んでたのに…。』


親父は少し驚いた様子できいた。



『ごめん…。俺も、こんなことがなかったら、この病院に来ることなんてなかったと思う。後で、受付の人には謝っといてほしい。一度も来たことねぇーのに、偉そうな事言っちゃったし…。』


俺が頭をかいていると、



『あぁ。伝えとくよ。で、こんなことが…ってことは俺に何か用事があったんだろ?』


親父は言った。