あたしは素直に言いたい事が言えず、 『あの…公衆電話どこぉ……?』 夏津紀にきいた。 『あぁ(笑)こっちだよ。』 そう言って、夏津紀は公衆電話の場所まで案内してくれた。 『夏津紀。ここで、ちょっと待ってて!』 あたしは言い、とりあえず真緒美たちに連絡を入れる事にした。 『もしもし?真緒美?もう夕飯食べた?』 あたしが言うと、 『私だけど、今どこにいるの?まだ食べてないよ?』 真緒美が心配した様子できいてきた。