桐也を見かけてから、もう1年が過ぎていた。 結局、あたしは何も代わり映えのしない1年を普通に過ごした。 そんなある日、かなり懐かしい人から電話がきて、会うことになった。 ―――――――――― その人の家の近くにある、カフェで待ち合わせた。 しばらくして、 『よお!久しぶりだな(笑)』 その人が来た。 『ホント久しぶりだねぇ♪メールでは話したりするけど、もうかなり会ってなかったよねぇ(笑)あれから、元気してたぁ?』