マーくんはお茶を渡してから、椅子に座った。 『う~ん…。どうしたって言われると、特にないんだけどぉ……。あ!あたし二十歳(ハタチ)んなったんだよぉ↑↑』 あたしも、椅子に座りながら言った。 『二十歳(ハタチ)かー!でもあんま変わんねぇーな(笑)』 そう言ってマーくんは、コーヒーをすすった。 『そう?まぁ、変わらない方が良いこともあるさぁ。』 あたしが言うと、 『穂乃嘉。ホントはさー…俺、変わったって思うよ。』