俺はそんな事を思いながら、街中を友達と歩いた。 友達とは久しぶりに会ったにも関わらず、話が尽きることはなかった。 『桐也?そういえば、まだ高校ん時の彼女とは、上手くいってんの?』 友達はきいた。 『とっくに別れたよ。高校卒業したのと同時にね!』 俺がこたえると、 『マジで?!まぁ、でも桐也のことだから、彼女はいんだべ?』 友達が、また質問で返してきた。 『いないよ(笑)高校で別れてから、ずっと!』