式が始まって、誓いの言葉だの何だのと、常に幸せそうな二人を俺は見ていた。
二人とも良い笑顔で、お似合いだと思う。
俺は、そのあと青空が広がる空を見て思った。
俺とあいつが、もしも、お互いに運命の相手だったとしたなら、俺たちもずっと永遠に、二人笑顔でいられたら…。
そんで、もしもこんな風に結婚をしたのなら、ずっと繋いだ手を離さないでいたい…。
叶うか叶わないか、わからない願い事だけど、俺は成人式の日に、そう願った。
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