母が皿を洗いながら言う。 『明後日…?全員で出なきゃ駄目なの?』 俺はきいた。 あーちゃんっていうのは、親父の兄の子供だ。 『駄目に決まってるでしょう?あーちゃんには、お世話になってるんだから。』 母は答えた。 『俺……成人式出ようと思ってたんだけど…(汗)』 俺は頭をかいて言ったが、 『あっ!!忘れてたわぁ↓ごめんね…桐也……。こんなことなら、断れば良かったのにね。どうしよう…。』 母が悩んでる姿を見て、