******************** あれから、とりあえずは専門に通うのと、バイトに明け暮れていた。 成人式には会えるかもしれない! その時には、また、話しかけたいと思う。 そして、二度と忘れようなんて思ったりしない。 もう逃げたくないから。 ― 成人式前々日。―― 家。 『桐也?明後日なんだけど、あーちゃんの結婚式があるらしいの!それに家族で出なきゃいけないから、準備しといてね?!』