『あたしねぇー、ある男子とメールしてたの。お互いにメール送り合ったりしてて、周りからはくだらないって思われるようなメールも、あたしにとっては大切だって思ったんだぁ。』 あたしが、そこまで言うと、 『もしかして、その男子って、穂乃嘉からマーくんを忘れさせた張本人?』 真緒美がきいた。 『うん……今考えれば、その男子に再会してからは、マーくんを忘れてた。』 あたしがこたえると、 『再会??』 恵里佳が言った。