この頃になると、ほとんどの生徒が進路を確定していて、あたしにも多少の焦りが見えはじめていた。







『おぉ(笑)穂乃嘉↑そういえば進路決まったか?笑』


たまたま廊下ですれ違ったマーくんにきかれた。




『まだなんだよねぇ↓やりたい事は、たくさんあるんだけど…ヤバイよねぇ。』


あたしが下を向いてこたえると、



『大学に行きなよ↑』


あっさりとマーくんが言った。



『え?なんで大学?』


あたしが驚いた顔をすると、