「お願い!!!ミスコンに出て!!」












「へっ!?なぜにあたし??」


他にもたぁくさん可愛い子いんじゃん
なんであたしが・・・









「でてやんなよぉ!麻妃可愛いんだからさ!!」


そんな事言ってるあたしの大親友。
『佐藤 美華』



またまたそんな事言っちゃってぇ!!
美華だって充分可愛いっツーの!!




「あたしより、美華のほういいんじゃない??」




「だったら2人出てよ!!」


こーんな、無理やり押し付けてくるのが
あたしの大っ嫌いな
『朝井 光彦』



「ハ!?なんでそーなるわけ!!」




「そーだよぉ!!麻妃はともかくぅ!なんで、美華もぉ??」


あっ、美華ちゃんそぉ考えちゃう??




「もぉいいよ!!あたし出るから!!それでいいんでしょ!!」


あたしは大声で言った。


そのせいか、まわりの生徒が一気にあたしの方を見て拍手をしていた。



あたしには、なんで拍手されるのかが意味がわかんなかった。

そのあと、美華に聞いてみたら、あたしはすごい頑固だと思われてて、
その頑固なあたしを説得させたかららしい・・


あたし、みんなにそんな風に思われてたんだ・・


「んじゃあよろしくね!!」



朝井はそぉ言って逃げるように走っていった。



「麻妃ガンバ!!」

美華は苦笑いであたしにガッツポーズをした。



「うんー・・とにかくでるだけだからがんばるわぁ・・」



もぉ疲れた!!


「あたし、午後の授業でないから!!」


「へっ!?」


美華は驚いた顔してたけど、あたしはそんなのお構いなし!
急いで、バッグを取って学校を出た。