「ゆーき!」
とか笑いながらあたしを
叩いてくる紫音。

「ねぇー!タイミングよくない?悠大も来るってさ!」

「もーやばいよ!」

あたしたちはそのまま
2時まで話し続けた。

もう吉川なんか
すっかり忘れてた。

きっと吉川から
私を助けてくれたのは
南くんだったんだと思う。

あたしの救世主。