あたしは気が抜けて
その場に座り込んだ。

「大丈夫?青山さん」

とさっきとは全く違う
声色と話し方で言った。

「あ・・うん。あ、ありがと」

「これハンカチ。」
と笑った。

あたしは受け取ると
南くんの顔を見ると
あたしが殴ったとこが
赤黒く腫れていた。

「本当にごめんなさい・・・南くんを殴るつもりじゃ・・・」

「いーよ全然」
とまた笑った。

すると千波と紫音が
寄ってきた。