「しょーいうことだよ!諸君」

と無駄に気合いが入った
千波が化粧を直し始めた。

「ちー、なんでそんなに気合い入ってんの?」

「だって相手は海帝高校だよ!」

とあたしと紫音に怒鳴った。

海帝ってあの偏差値70の
イケメンぞろいの男子校じゃん!

「どーやってこぎつけたの?」

紫音が聞くと、聞きたいのか〜
と1人で楽しんでいる千波が言った

「うちの幼なじみが海帝でさ!合コンやって言ってきたからさ〜しかも学年でもイケメンなの連れてくるって★」

とまた化粧し始めた。