「いーの?ゆき?」
千波が聞いてくる。
「うん、吉川と仕事させられそーだし」
あたしの親は、
いわゆる芸能人。(母がね)
16歳からモデルと女優をしている
父は大企業の御曹司だから
大恋愛だったらしい。
あたしはモデルを少し
やっていたこともあり、
たまに仕事がいまでも入る。
もうやらないって決めたんだけど
「あ、雪の分のノート後で渡すから」
紫音が言った。
「ありがとう〜助かります!」
いつも紫音は優しいのだ。
それに比べて・・・千波は
「し〜お〜ん!うちの分は〜?」
とかお前授業うけたじゃん!
とツッコミしたくなる
ことを言ってくるわけで