「ちょっ、おい!!

溝口!!!?」


結城が止めに来る。


「お前、何したか

わかってんの!!!?」


溝口が俺の耳元で怒鳴る。


「溝口、やめろって!!!!」


結城が溝口の体を抑える。


「てめぇはどけっっ!!」


結城を振り払い、溝口は

俺をもう一発殴る。



「ああもう・・・・

イライラする!!!!!!?


だからフラレルんだよ!!?」



そう言って溝口は崩れ落ちた。



「何で俺・・・楊のこと、

守ってやれなかったんだろう」



顔を抑えて泣く溝口。


てか、確かコイツ・・・

学校では超クールの

真面目くんじゃなかったっけ?



こんな喋り方、

してなかったはず・・・