「楊!!」


ドンドンドンと、

ドアがうるさい。



寂しいけれど、今は

溝口以外の誰にも

顔を合わせたくない。




ましてや背中を

押してくれた二人には・・・。




あたしはただ、ベッドの中で

泣くしかなかった。












あの人が


来てくれるまで・・・・