そう、あの時はヤバかった…


「ねぇ、暑くない?」


俺らは、洸太郎の家で夏休みの宿題をしていた。

はい、今、夏休みの宿題とかするのかよとか思ったでしょ?!

以外としてます。

バカ4人組でも、勉学の方では俺らは、真面目クンです。

これも、頭の良い洸太郎クンのおかげです!


「そうだなぁ、あちーよな。」


啓介は、右手でシャーペンをクルクル回しながら言った。


「そうですね。」


「なんで、洸太郎ん家クーラーついてねぇんだよ!」


「しょうがないじゃないですか、普通なら僕の家は涼しいんですから。」


そう、普通の夏なら洸太郎ん家はクーラー無しでも涼しかった。なぜなら、洸太郎ん家は純和風な家で風通しがとてもいいからだ。

でも、それは、去年の夏までで、今年の夏は去年とは違い、地球温暖化とかで猛暑としか言えなかった。