それからしばらくして店をでて夜景をみにいくことにした。

「オススメな所があんの。」

悠が言い出したことがきっかけだった。

けど夜景見に行くなんてただ一緒にいたい時に理由としていただけ。

その時冬真は免許取り立てだったため、山を登る度に
「セルシオこすりそう。こんな道通らせんなや。」

とかぶつぶつ言いながら何回も切り返して本当に下手だった。

けどそれでも行ってくれて優しいなぁと思っていた。
そして頂上についた。

そこは本当に絶景ポイントだった。

思わず自然と

「綺麗〜。」

と呟いていた愛華。

今までの行いで汚くなった心の中がスーと綺麗になった気がした。

そして冬真とちょっとした進展があった日。




冬真・・覚えてる---?