「健ちゃんの彼女として!!」




え?




心の中に黒いもやもやしたものが広がった



彼女?



違う



俺は亜実とつきあいたくて話をしようと思ったわけじゃない




「彼女じゃない」



そう



「真実を知りたかった」




ただそれだけだ





「な にそれ....じゃあ健ちゃんはあの人が好きなの?!」