言葉が止まらない


相手は亜実だってわかっているのに




「初めて俺に“泣いていいよ”って言ってくれたんだ」




「そ そんなの健ちゃんを落とすための・・・」


「それとあの人は高2だ」



「えっ」



亜実はすごく驚いた顔をしている





「健ちゃんがそこまで言う人なら私も話してみたい」



亜実....


分かってくれたのか