健吾side



俺は如月先輩を連れて、ファストフード店に入った



この人なら俺の気持ちを受け止めてくれるかも......


小さな期待を信じて打ち明ける事にした




「俺には幼なじみがいたんです」




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『健ちゃ~ん遊ぼぅ!!』


『うん!』




名前は亜実


俺たちは家が隣なだけあって、いつも一緒にいた




けど中学生になって亜実は急に大人っぽくなり、男子にモテだした




そのせいで会話が少ない日々が続いた




そんなある日