口が滑った


失敗した



何されるかわかんないじゃん!!




「じゃ ぬけましょーか」



..........は



グイ



「行きましょう」




腕を引っ張られ無理矢理立たされた



結城くんの手はあたしの太い二の腕を握っていた



「ちょっといかないし!離してっ」


「先輩が言ったんじゃないすか」




グイグイと引っ張られる


他のみんなは歌うのに夢中で気付いていない





かなり抵抗したものの、店の外まで引っ張り出されてしまった