「ハァッ…ハァッ」

下駄箱に着いた。
下駄箱って言うても広すぎる。

どこにおるんや?

どこに祥子おるん?

必死で探してた。


「―〜…!!」

なんか声がした。

声のする方に
急いでいった。


ん??人が結構おる。

4〜5人??

あれ?

やっぱり祥子や!!

「てか他に男つくれよ!
お前は満たされてきてんじゃん!

愛されたことない奴の
気持ちわかんのかよ!」


そう誰かに言われて

祥子は突き飛ばされた。


それを見た途端

全速力で走った。


そんで

そいつが祥子を叩こうを
してた右手をつかんだ。