「華叶〜!!いつまで寝てんの??早く起きなさい〜…ってあれ??おはよ…今日は雨が降るんじゃないかしら??」


私は木山華叶[キヤマカノン]
いつも起きるのはぎりぎりの
ちょーマイペースな女の子
そんな私が今起こしにきた
お母さんの前に
新しい制服を着て鏡の前で
身だしなみを整えているのだ。


「お母さんおはよ。てか雨はひどくない??いくら華叶でも
入学式くらいは寝坊しないょ☆」

「ふふふっそれもそうね。
昨日からずいぶん張り切ってたし。」

「えへへ☆それよりどう??
制服変じゃない??」


不安げな華叶…


「うん☆さすが華叶ね。
似合ってるわよ。」


「ありがとうお母さん。」


「せっかく早く起きたんだし
ちゃんと朝ご飯食べて行きなさいよ。」

「はあい」



こんな感じで華叶の朝は
始まったのだ。