教室内には人が
たくさんいるものの、

知り合いが見当たらないので


とりあえず、1人で
教室の窓を見る


出席番号はクラスの中で
一番最後なため、

教室の窓側の一番後ろ。


あたしが、一番好きな席。



今日は大雨、

雨粒が、地面をたたく音が
無性に力強かった



これから、あたしは

この学校で
うまくやっていけるだろうか

どんな楽しいことが
あるのだろうか


不安と期待で

複雑なあたしの心を



空の色が、表しているようだった。