「なんだ。いないじゃん」



見つけられないとか
分からないだとか言ってても
気になるものは気になる。

人間ってそういうもの



正門に行っても、
のどかと璃万はまだきていなかった。



なら、来るまで1人で探そうと思い、

中3の先輩の集団を見つけては
そのなかに彼らしき人はいないか
必死で探す。


それでも見つからない。



諦めかけて、ため息をつく。



「ゆーーーみーーー」



璃万の声がしたと思い、声を方を振り返る





振り返った瞬間。

ドンッ



誰かにぶつかった





「あ、すいません!」
「ごめんなさい!」




誰かとあたしの声が重なり、

あたしは誰なのか確認しようと
顔を見る。









体が、、、硬直した。