「まずくて飲めたものじゃない。汚れ切っているな」





思い切り不愉快そうに顔をしかめるとバイアスは先程まで生きていた"出来立て"のミイラを捨てた。



そして樹上の猿達を一瞥するとどこかへと消えた。







「…全く、相変わらず何考えてんのかわからない奴だね」





ため息を一つつくとアキは他の猿達を従えてクロスメイアスを追った。






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