それから二人で





色んな話をした






ナオは






少し大人になって







少し






オレの知らないナオになってたけど






ナオの笑顔は






あの頃と





ちっとも変わってなかった





少しでも






沢山ナオの笑顔が見たくて





ナオにバレない程度に





いつもより





ゆっくり運転した






「お腹すいた〜」





そう言って






オレに買ってきたお土産を





開けようとするナオ





『待てって。てかそれオレのだし』





「いや〜。一個だけ」






そう言って笑うナオが








たまらなく可愛くて







たまらなく







愛おしく





感じた