『ナオ突然どっか行くからびっくりした』







そう言って






ナオの頭に







軽く手を乗せた







ナオは







オレを見ようとしない







やっぱり







さっき見えた物は…









「そういう事だから。考えといてね」




『何が?』








ケンジの言葉に






また







さっきの嫌な想像がよぎる






「それよりレイ、ミキは?」




『ミキはユリ達といるよ。
で、さっきの何?』




「さっきお前に言った通り」