”山田優輝”


-ヤマダユウキ-



こいつって…



もしかして





あたしは目を疑った




「萌ー?どしたん??なんかあった??」




ううん、とあたしは香に応える



「そう??まあいいけど…


あの人ってなんて名前なんかなあー♪クラスめちゃ気になる★」




あたしと香はあの男の人をさがした。




「あ、いた」


あたしはあの男の人に指を差す



あの男の人は制服がとても似合ってた



きゃー、と恥ずかしながら顔を隠す香



あたしが香の背中を押すと香は戻って来る


「んもー、じゃーあたしが行ってくるーっっ♪」




「ちょっ」



香は手を伸ばす