そばにいるダケでいいの。。

『はぃ、終わりっ!』


「終わったねぇ。今日もまた…漣クン所に行ってらっしゃーい!!」



『うんっ。行ってきまーす!』


私は学校の階段を猛ダッシュでおり、


靴をはいて漣クンの学校へ向かった
あと、もぅ少し!!


なんでこんなに慌ててるかというと


私の日課は学校から


帰る、漣クンの姿を


見る事なんだぁ



かるくストーカーだけどっ(笑)
あっ…!



学校から出てくる


漣クン発見☆



『れーんクーン!』


漣クンはこっちへ歩いてきた
「バカか、お前は!」


私は…


この時間が大好き。


バカって言われてもいぃの。


イジワルな所も大好きなの。


イジワルだけど、本当は優しくて。


サッカーしてる姿はカッコイくて。


全部、全部大好きなんだ。
「おぃ、お前聞いてんのかょ!」


『えっ…!?』


「えっ!?ぢゃ、ねーょ!さっきからお前が大声だすから、周りに注目されてんの!!」


『ゴメン、ゴメンね……。』


「まったくお前は相変わらずだなぁ…。」
グスッ…。


やっぱ好きな人から冷たくされるのは、悲しぃよ…。


「………ッたく。今日¨ダケ¨は許してやるょ。」


そぅ言って、漣クンはソッポを向いた。


ほらね。


言ったでしょ?


本当は優しいって…


不器用だけどねっ。。
ずっと、漣クンのそばにいれるかなぁ?


いれたら、嬉しいなぁ。
なぁんて思ってた時…


「漣ッ!」


漣クンの名前を呼ぶ、声がした。