私は
『あ~、今はちょっと……。あと少ししてからぢゃ、ダメかなぁ?』
「わかりました。海浜公園、知ってますか?」
『うんっ。知ってるょ!」
「そこに、今日の5時30分に来る事ができますか?」
『うんっ。分かったぁ☆いくょ!』
「ありがとデスッ♪ぢゃぁ、待ってますので、来て下さいねっ★」
『うんっ!いくょ~。あっ、ちょっと待って!』
「は…ぃ?」
『名前、教えてっ』
「1年1組、山崎 有蘭(ヤマザキ ユラ)デス。それでは!」
「ありがとッ♪んぢゃ!」
いつも通り、漣クンを見て家に帰った。
そして、有蘭との約束の時間が近ずいて来た。
私はキャミ&ショーパンに着替え、只今5時10分。
家を出て、待ち合わせ場所に向かった。
でも…
呼び出すまでして、ほぼ初対面の私に何のようだろぉ?
そんな事を思いながら、約束の場所へ向かった。
5時29分。
約束の1分前に海浜公園につぃた。
「あっ!桃チャン先パイッ、こっちデス♪」
『ぁ~、有蘭待たしてゴメンねっ☆今、いくょー』
ゴホンッ。
咳払い1つし、言われた言葉。
「単刀直入に聞きますがぁ…桃チャン先パイッて、漣の事好きなんですかぁ?」
『えっ!?な、何で分かったのっ?』
「…………。」
『えっ…?有っ、有蘭?』
「………ぃな……んで……な…ょ。」
『えっ…ょ、よく聞こえなぃんだケド…。』
「あっ!何でもありませんっ☆ちょっと聞いてみたくてぇ。なんなら、協力しちゃぃますよぉ?」
『本当にぃ~?』
「はいっ。本当ですょ!」
『やったぁ!ぢゃぁ、ヨロシクねっ☆』
私はこの時、有蘭は可愛いし、背高いし、協力するって言ってくれるし…
本当にいぃ後ハイだなぁ…と思っていた。
「はいっ!頑張りますっ♪早速ですケド…桃チャン先パイは明後日から、夏休みですょね?」
『うんっ!そうだケド?』
「ウチの学校も明後日から夏休みだし、私と桃チャン先パイと漣と漣の友達で、海生きません?」
私は驚いた…
が
嬉しかったので、返事はもちろん、OK→☆ッ
『えっ…!?ぃ、いくょ→☆絶~ッ対に行くからねっ♪』
「はいっ。ぢゃぁ、漣達にも予定を聞いておきます。」
『分かったぁ☆本当、ありがとっ♪』
「ぃーえ、先パイのお役に立てて、嬉しいデス!」
『うんっ!感謝するっ☆コレ、ウチのアドだょ。何かあったら、メールしてねっ★』
「あ、はぃっ!!私もコレ…アドが書いてある紙です。桃チャン先パイ…海、“絶対”に生きましょうね。」
『うんっ!絶対いくょ。じゃーねっ☆』
「はぃ。さようならっ!」
こう言って、私達は別れた。
さっき「…海、“絶対”」って言ってたょね…。
あの時、なぁんか不吉?な笑い方をしてた気が…
まっ、いっかぁ★
ザブーン、ザブザブーン……
ここは、電車に乗って30分くらぃすればつく海だょ。
今日は私と漣クンと漣クンの友達と有蘭で海にきたょ~!