ここはどこにでもある、普通の中学校…
『あー、、早く帰りたぁいっ』
「帰りたぃって…まだ、1時間目だょっ!?」
『ぇー。。』
こんな会話をしてぃる私は、
松島 桃恋(マツシマ モモイ)
通称、桃ッ☆
桃都(モモミヤ)中学校
3年6組26番だょっ!
私はこの中学校が大嫌い!
好きな人は他の学校でさ
学校行っても、本当に意味なぃ気が…
そんな私の願いはやっぱ…
…好きな人のそばにずぅっ~と、
いる事なんだょね。
バカらしぃって思う人もいるかもね
でも…
私は真剣だょ……
漣クンが好きなの
漣クンは海浜第三中学校。
1年1組1番なんだぁ
本名、愛野本 漣(アイノモト レン)
これが私の好きな人。
学校、違うからめったに会えないんだ
唯一の接点は、習い事の『ミュージカル』
が一緒な事くらぃ
でも、学年違うから…
本当にめったに会えないんだ…。
習い事も入れ替わりだから
週に2回、10分ダケ会えるんだぁ
やっぱ、私の
願いは…
あなたの、
ーあなたのそばに
いたぃんだー
キーンコーンカーンコーン…
『はぁ~、やっと授業終わったよぉ。』
「まだ、掃除があるぢゃん!」
『ヴー、そっかぁ』
さっきから、私と話してる子は…
細川 伊織(ホソカワ イオリ)
私の友達。
『はぃ、終わりっ!』
「終わったねぇ。今日もまた…漣クン所に行ってらっしゃーい!!」
『うんっ。行ってきまーす!』
私は学校の階段を猛ダッシュでおり、
靴をはいて漣クンの学校へ向かった
あと、もぅ少し!!
なんでこんなに慌ててるかというと
私の日課は学校から
帰る、漣クンの姿を
見る事なんだぁ
かるくストーカーだけどっ(笑)