「おぃ、お前聞いてんのかょ!」
『えっ…!?』
「えっ!?ぢゃ、ねーょ!さっきからお前が大声だすから、周りに注目されてんの!!」
『ゴメン、ゴメンね……。』
「まったくお前は相変わらずだなぁ…。」
グスッ…。
やっぱ好きな人から冷たくされるのは、悲しぃよ…。
「………ッたく。今日¨ダケ¨は許してやるょ。」
そぅ言って、漣クンはソッポを向いた。
ほらね。
言ったでしょ?
本当は優しいって…
不器用だけどねっ。。
ずっと、漣クンのそばにいれるかなぁ?
いれたら、嬉しいなぁ。
なぁんて思ってた時…
「漣ッ!」
漣クンの名前を呼ぶ、声がした。
この子…誰だろー?
私ょり高い背でスタイル良くて
しかも、可愛いし。
んー、、こんな子と仲いぃんだ。
なぁんて思ってた
その時。
「何、この人…。」
さっきまで、漣ッて呼びかけてたあの
あまぁ~い声はどこに置いてきたのっ!?
って感じの冷たい声。
漣クンは笑顔?で
「あぁ、コイツはなぁ。松島 桃恋ってヤツで桃宮中の3年だょ。」
「そぉなんだぁ。桃チャン先パイッ、ヨロシクですっ♪」
「えっ!あっ、うんっ。ヨロシクねっ☆」
これが最っ強なライバルチャンと私の出会いだったのです。
数日後…
今日も私は漣クンの学校の帰りを待っていた。
漣クンまだかなぁ?
なぁんて考えてた。
その時…
「桃チャン先パイッ♪お久しぶりデス。ちょっとお話があるんですケド…近くの公園まで寄ってもらえなぃでしょうかぁ?」
とこの前の子に言われた。
私は
『あ~、今はちょっと……。あと少ししてからぢゃ、ダメかなぁ?』
「わかりました。海浜公園、知ってますか?」
『うんっ。知ってるょ!」
「そこに、今日の5時30分に来る事ができますか?」
『うんっ。分かったぁ☆いくょ!』
「ありがとデスッ♪ぢゃぁ、待ってますので、来て下さいねっ★」
『うんっ!いくょ~。あっ、ちょっと待って!』
「は…ぃ?」
『名前、教えてっ』
「1年1組、山崎 有蘭(ヤマザキ ユラ)デス。それでは!」
「ありがとッ♪んぢゃ!」
いつも通り、漣クンを見て家に帰った。
そして、有蘭との約束の時間が近ずいて来た。
私はキャミ&ショーパンに着替え、只今5時10分。
家を出て、待ち合わせ場所に向かった。
でも…
呼び出すまでして、ほぼ初対面の私に何のようだろぉ?