『でも、初めてが誠で嬉しい。』



誠は少し赤くなった。




『・・。』

『照れてる?』

『別に!』

『誠、可愛いね。』

『・・・。』



誠は壁にアタシを押し付けた。





『可愛いのは愛。溢れる声とか得に!』

『馬鹿!』



誠はアタシに優しくキスした。





『?』


『愛みてると・・襲いたくなる。』


『馬鹿!』







『あんまバカバカいうと、また保健室連れてくから。』


『や、やだ!』


『嫌?』


『・・・嫌ではないケド・・・。』






誠はいきなり咳込んだ。




『大丈夫?』

『・・・大丈夫。』





もう3年になる。



18歳・・・・。










アタシは誠との別れが近い気がした。