洋祐とは、あれから毎日、 あの公園でいろんなことを話した。 学校は何時から始まるとか、 部活はたくさんあるとか、 新校舎だから、設備がいいとか。 たくさんのことを教えてくれた。 気づけば1日の大半は洋祐といるようになっていた。 洋祐という存在は、新しいことばかりの私にとっては かけがえのない宝物だった。