だから、勝手に何かすると怒る。
南瑠が勝手に盗み見なんてしたら、、、。。。。

とんでもないことになる!!


「もう少ししたら教えるよ。」
一応そういっておいた。


でもまだ何か、物足りなさそー。まぁ納得してくれたんだし、いっか!(←思い込み。)


「じゃぁ、もう帰るね。」
(そろそろ公園行かないと、、、、何されるかわかんないから。)

そんなこと思ってるのもつかの間。
あたしが勉強道具をしまっていたら、南瑠も何かを鞄に入れだした。

――――――――――え???

何してるんだろ??頭には数えきれないほどのハテナが浮かぶ。


「、、できたーーーー!!」

「ねぇちょっと、南瑠、何してるの?」

人が聞いてる事もお構い無しにニッコリ笑顔を向けてくる、、、、。

はぁ。絶対何か企んでるよぉぉぉぉ。


早く帰らないと、よ、よよ、洋祐が、、、


一気に血の気が引いた。
―――――――南瑠と一緒に公園に行って、不機嫌顔の洋祐が目の裏に浮かぶ。

そんな表情からあたしの気持ちを読み取ったのか、

「そんな心配しなくても、1日ぐらい大丈夫だって!」なんて陽気なことを、、、。


そういえば、南瑠のお父さん、すごい心配性だった、、、。


って!!!ちょっとまったああああぁぁぁぁぁ!


「今なんていった?」

「なにが?」
いや、絶対。確かに!!確実に言ったよね?

「うち来るの?」

すると南瑠は、今更何?とでも言うような顔でこっちを見つめてる、、。


企みって、このことだったんだ、、、。
って!!!無理無理!!!

親が良くても、洋祐のところに行かないとだし。
まぁ確かに、連れて行く想像してたのはあたしだけど、、、

あたしだけども!!それが現実になってはいけない想像であって!!