この二人はおいといて、、、。

無性に苛立った怒りの矛先は、―――――称悟。

ベラベラ話しやがって。!

こいつは声がでけェから、みんなこっちを向いてる。

俺はそっと右手の拳を挙げたと同時に、

キ―ンコ―ンカーンコーン♪

チャイムが鳴った。まただ、殴れなかった。
今日はついてねェ。そんなことを思いながら
俺は夢の中へ、、、――――――

起きると目の前には4人揃っていた。

今は昼休みらしく、あちこちでご飯を食べてるやつらがいる。


「洋祐、その子、今日も会うんだよな?www」

ニヤけながら悠斗と朝希が聞いてきた。
なんでこーゆーときだけ話してくんだよ。まぁいいか。

「ん」それだけ言うと、朝希が笑った。何がおかしいのか、、、。

俺は、5時間目も寝て放課後はすぐに帰った。


帰り際、急いでいた俺は、
4人に「先帰る。」
とだけ言うと教室をでた。

後ろで、「またあとでね~ん☆」と称悟と朝希が言っていた。