洋祐side
藤堂梨沙。こいつ、おもしれー奴。
最近この静かな公園にヒトが来てると思ったら、こいつだった。
良く見ると、真面目そうな、なんか静かな奴。
家が近い俺は、気分転換に良くダチとここに来る。
いつも俺たちだけなのに、ヒトがいてびっくりした。
そいつは、なんかよくわかんねェけど。
わかるのは1つ。悲しそう。それは、俺がこの町に来た時と同じような。
助けを求めてる瞳。そう思えた。
そいつは、泣いたり笑ったり、怒ったり、意味不明なやつだった。
でも、見てておもしれェ。
そう思ったら、声をかけていた。
「ねェ、何してんの?」
こいつは、俺がいたことに気づいてなかったようで、
声を掛けた瞬間に硬直した。
藤堂梨沙。こいつ、おもしれー奴。
最近この静かな公園にヒトが来てると思ったら、こいつだった。
良く見ると、真面目そうな、なんか静かな奴。
家が近い俺は、気分転換に良くダチとここに来る。
いつも俺たちだけなのに、ヒトがいてびっくりした。
そいつは、なんかよくわかんねェけど。
わかるのは1つ。悲しそう。それは、俺がこの町に来た時と同じような。
助けを求めてる瞳。そう思えた。
そいつは、泣いたり笑ったり、怒ったり、意味不明なやつだった。
でも、見てておもしれェ。
そう思ったら、声をかけていた。
「ねェ、何してんの?」
こいつは、俺がいたことに気づいてなかったようで、
声を掛けた瞬間に硬直した。