「ぇ〜〜っまぢィ?!」


真保の大きい声にクラスの皆が振り向く。

「静かに!」

「‥ゴメンゴメン」

真保は笑いながら謝る。


隼斗がコクってきたコトを伝えると、真保にカナリ大袈裟に驚かれちゃった‥

‥そんなに意外かな。
隼斗があたしにコクってきたの‥

やっぱあたし隼斗に釣り合わないのかな‥。


「‥じゃぁ何、両想いだったわけ」

「ん‥まぁ」


照れながら答える。

「ラブラブかぁ‥
イイなぁ‥」


真保が心底うらやましそうに言う。

ラブラブなわけでもないけど、
まぁ、イイ感じだと思いたい。